内視鏡検査とは一般的に言う「胃カメラ検査」の事です。
以下のような症状がある方は胃カメラ検査をお勧め致します。
- 胸やけ
- 胃の痛み
- 吐き気、嘔吐
- 上腹部痛
- もたれ
- 内視鏡検査の重要性
右写真の細い管の先にはカメラが取り付けてあり、口や鼻から入れて上部消化器管(食道、胃、十二指腸)の中を確認する事が出来ますので「病気の早期発見」をお考えの方はお気軽にご相談下さい。
特にがんの場合、末期まで症状が進んでいると完治する事が難しいのは周知の事実ですが、初期段階で発見できれば高確率で完治する事が可能です。
しかし、早期がんの場合自覚症状がないので患者さん自身で気付くのが難しいため、「たまたま健康診断で検査を実施したら早期がんだった」という事が殆どです。
検査の前に、早期発見するために患者さん自身が 病気予防の意識を持っていただいく事が重要だと考えております。
内視鏡検査についての詳細
鼻から入れる苦しくない内視鏡 経鼻内視鏡検査
内視鏡検査で良くある質問
当院で発見した胃の病気の症例
経鼻内視鏡検査~苦しくない内視鏡検査を行っています~
経鼻内視鏡検査の特徴は、以下の3点です。
1. 吐き気が少ない
風邪をひいて病院にかかられた際、診察時にヘラみたいなもので舌の奥を押されて「オエッ」と吐き気を催した事ってありませんか?これを咽頭反射というのですが、口から内視鏡を入れる場合多少これと同じ反応が起こってしまいます。
経鼻内視鏡は鼻から入れるため、内視鏡が舌の根元に触れる事がないので口から入れる内視鏡に比べ少ないですが、若い人の場合は鼻から入れても嘔吐反射が起こる事があります。
2. 検査中に話しができる
口から入れる内視鏡では口が塞がってしまうため検査中に口を動かす事が出来ませんが、鼻から内視鏡を入れる事で口を自由に動かせるようになります。
医師や看護師と違和感や痛みなど違和感を確認しながら、安心して検査を受ける事が出来ます。
3. 体に優しい
用いる局所麻酔の量は少量のため、身体への負担が少なく、30分から1時間くらいで飲食可能です。
静脈麻酔を使用しないで出来る方がほとんどで、静脈麻酔を使用しなければ検査直後から自動車の運転等、
日常生活は普通に過ごせます。
「口から入れる内視鏡を行って吐き気を催した方 」 「内視鏡検査をした事がないけどイメージで怖いと感じられている方」 には特にお勧めの検査だと思います。
内視鏡検査についてよくある質問
Q. 内視鏡検査の料金はお幾らですか?
A.【3割負担の方】
観察だけなら4,500円前後、精密検査(生検)をしたら8,500前後になります。
(ピロリ菌の検査等は含みません)
Q. 検査前はどのような準備をしておけば良いですか?
A.前日の夕食を21時までに終わらせていただきます。
当日は朝食をとらず、検査2時間前までは水など透明な物の摂取は可能です。
Q. 検査結果はいつ出ますか?
A.内視鏡所見は検査直後にご説明致します。精密検査をした場合は2週間後になります。
Q. 検査の時間はどれくらいかかりますか?
A.鼻やのどの麻酔などの前処置が20分くらいです。
内視鏡検査は10分から15分くらいです。
当院で発見した内視鏡検査の症例
みぞおちの痛みを訴えて来院された、50歳代の男性で、症状はない服薬で改善しましたが、検査で胃の出口付近に早期胃癌が見つかりました。
健診のバリウムの検査で、精密検査が必要と言われた40歳代の女性です。
自覚症状はありませんでしたが、胃の中央付近に早期胃癌を認めました。